セラに関するFAQをまとめてみました。

FAQ No.1 「セラを購入する前に」

・中古セラの購入ポイント
・付属品の確認
・スーパーライブは必要か？
・セラは遅い？
・セラを買う前に覚悟する事
・ガルウイングドア
・セラの維持費
・セラと比較・他のクルマ（準備中）

中古セラの購入ポイント

セラは絶版車なので現在は新車で購入する事はできません。
今「セラが欲しい！」という方は中古の選択しかありません。
ではセラを購入するときの注意は？
まずはセラの年式とAT/MT、カラーの選択になりますね。
中古ではほとんど前期モデルです。後期は生産数も少ないのです。
またMTも数は少ないようです。後期モデルのMTは手に入れるのは大変かも知れません。

中古を購入する際にチェックしておく項目

・エンジンの調子 ・事故歴 ・電気系統（ライトやパワーウィンドウ等）の動作

上記は他の中古車を買うときにチェックするのと同じです。
エンジンが命です。いくらボディーがキレイでも動かないと始まりません。
ちなみに走行距離は5万キロぐらいなら少ない方です。
事故車かどうかはエンジンルームやリヤのトランク周りを見るといいでしょう。

セラのチェックポイント

・エアコン ・ドアのダンパー ・スーパーライブの調子（スーパーライブ選択のみ）

　エアコンに関しては、詳しくはエアコンFAQを確認してください→エアコンFAQ
　エアコンをONにして冷たくならないようなら壊れてる可能性があります。
　ドアのダンパーに関しては、詳しくはガルウィングFAQを確認してください→ガルウィングFAQ
　ドアを一番上に開けて、落ちてくるようならドアのステーがNGです。
　スーパーライブに関しては、壊れやすいポイントは以下の項目です。
　・デッキ本体の液晶が写っているか
　・リヤのスピーカーがDSP切替で動くか
　・ウーハーは鳴っているか
　・CDはきちんと読みとれるか（CD-Rメディアはきびしいです）

もし余裕があれば、以下もチェックしましょう

・リヤのガラスハッチの開け閉め ・オプションが付いてるかどうか　（オプションの種類に関しては→セラオプションFAQ） ・エンジンの振動があるかどうか

新車時のリヤガラスハッチは、開けただけで上まで上がっていきます。
しかしダンパーの状態が古いとガスが弱ってるので、
自分で上まで開けないといけません。「スッ〜」と自分で上がるガラスハッチがベストです。

今ではセラ用オプションは手に入りません。
最初からオプションが付いてるのはうれしいです(^^)
ABSは後から装着できませんので、付いてるセラはラッキーです。
ほかにも後付け出来ないメーカーオプションが付いている場合はラッキーです。

ABS装着の見分け方は、 1.リヤのブレーキがディスクブレーキである 2.メーターのタコメーター内に「ABS」のランプがある 3.エンジンルーム運転席側に下の写真のような銀色の機械がある

メーカーオプションの一例 中期〜後期に設定されている熱反射ガラス。

付属品1	・取り扱い説明書 （整備書と一緒に入っている場合があり）
付属品2	・天井の脱着式のカバー　 正式名：ルーフサンシェード （左右あります） 色はベージュとグレーが有り 本来なら、このルーフサンシェードを入れるカバーが付属しているのですが、紛失しているケースが多いようです（現在ではほとんど存在しません）

これ以外にも、以下のチェックをしましょう。
・工具とジャッキ（トランクのスペアタイヤ横にあります）
内容：工具袋、プライヤー、スパナ2本、＋−差し替え式ドライバー、輪止め、ホイールナットレンチ

セラのスペックは5E-FHE/110psです。
標準仕様の重さは、MTで890キロ、ATで930キロです。
スーパーライブだと、+20キロ重くなります。
4輪ABSオプションだと、+10キロ重くなります。
ピエの場合は実家が車好きで、多いときは30台以上も持っていたので
色々な車に乗ることができました。（メインはトラスコリムジンやW140のブラブス＆ロリンザーの6.9改）
それでセラに乗って感じたのは、「おっ、速い車だ」って事です。
廃車になりましたが、自分の車としてW201の2.3-16エボ2仕様のメルセデスに乗ってましたが、
町乗りではセラの方が速いと感じます。
たしかに4人乗車だとパワー不足を感じますが、ピエは二人乗りと割り切ってますので問題ありません。
購入前に実際に運転してみるといいと思います。

セラは他の車と比べて、ガルウイングを含めてセラ専用設定が多数あったりと違う点が多数あります。
みんなからよく言われるのが「好きじゃないと乗れない車だね」と言われます。
セラを買う前に悩んでる人は以下のような点を悩んでいるのではないでしょうか

「ガルウイング」
立体駐車場や狭い所でも平気です。
ただし、慣れるまで乗り降りが大変かも知れません。（慣れてしまえば普通の車よりも簡単に乗り降りできちゃいます）
ドアのダンパーが消耗品ですので、いつかは交換が必要になる時期がくるかも知れません。

「エアコン」
どの車でもそうですが10年も経ってるとエアコンも効かなくなるケースが多いです。修理代が結構かかる事もあります

「暑い」
グラッシーキャビンは、天井がガラスですので、オープンカーみたいなもの。
太陽がガンガン照っている中を走れば、それは日焼けもしますし、クーラーを効かさないと暑いです。
グラッシーキャビンには脱着式のルーフサンシェードがありますので、直射日光が暑い場合はカバーができます。

「狭い」
セラは4シーターですが、後ろは狭いです。（FDよりはずっと広いですが）
二人乗りと思えば、前はかなり広いです。
トランクは小さいです。ただし、リヤのシートを倒してカバーを外せば自転車やタイヤ4個も簡単に運べるスペースが出来ます。

「改造パーツがない」
セラ用のサードメーカーパーツはほとんどありません。
今のFITやVITZを見ると、好きなだけ選べるオプションが羨ましいです。
改造しようと思っても、出来る事が限られるかも知れません。

「目立つ」
今でも通用するデザインは、どこに行っても目立ちます。ドアを開けてると声をかけられる事もありますし、
子供達には人気者です。目立つのが嫌いな人は視線が気になるかも！？

セラの特長ともいえる、ガルウイングドア。
詳しくはFAQ>セラのガルウイングドア
普通のドアに比べて、乗り降りが慣れるまで大変と思うかもしれませんが、
結構ラクラクです。

セラは5ナンバーです。
年間でかかる税金（自動車税）は34500円
車検時にかかる重量税は1トン以下の為に25200円
自賠責保険は27600円

（上記はこちらで調べたものです。実際は地域等によって異なるかもしれません。2002/2月/神奈川の税金）
また新規登録から13年経過した自動車に関しては税金が10パーセント増税になります。
「環境負荷の大きい自動車」としての扱いとなり、13年経過後の税率がおおむね10%高くなります。

2005年2月から「リサイクル法」が始まります。
もちろんセラも対象で、購入時もしくは、所有している方は車検時に支払いが必要になります。
（リサイクル料金が支払われていないと、クルマの登録・車検が受けられません）
リサイクル料金の支払いはクルマ1台につき原則1回限りです。
車検を受けずに廃車にするときも支払いが必要になります。

リサイクル法って？
http://www.jaf.or.jp/qa/advice/l_23/qa.htm

セラのリサイクル料金です。
珍しく、トヨタのホームページに「セラ」の文字が
http://www.toyota.co.jp/jp/environment/recycle/law/recycle_fee/sa/sera.html

セラ　EXY10
シュレッダーダスト料金　5100円
エアバッグ料金　0円（後期で、オプション装着者は1800円）
フロン類料金　2050円
資金管理料金、情報管理料金　610円（130円＋480円）
計　7760円　（エアバッグ装着者は9560円）
このようになるみたいです。ご参考までに！

セラを購入する際に、ほかのクルマも考えると思います。
セラと同じコンパクトサイズで、面白いクルマとしてライバルになるのは、、、
・ホンダ・CR-Xデルソル
・スズキ・カプチーノ
・ホンダ・ビート
・オートザム・AZ-1
・日産・Be-1/パオ/フィガロ
・日産　NX-1
・マツダ　ユーノスプレッソ
これらとセラを比較してみたいと思います。

これ以外にも値段が高価になりますが、以下のような楽しいクルマもあります。
・ビークロス
・スバル　アルシオーネSVX
・ユーノス・コスモ

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