セラに関するFAQをまとめてみました。
| セラに関するFAQをまとめてみました。 |
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・セラの種類
セラには1種類のグレートしか存在しません。
1ボディー、1エンジン、1グレードのシンプルな車種体系です。しかし、4つに分かることができます。
まずはATかMTによる違い。次にスーパーライブが付いてるか、付いていないかです。
あとは、生産時に注文するオプションで「リヤディスクブレーキ＋4輪ABS付き」の選択ができました
ABSとスーパーライブのオプションは、購入後の後付けができないので、
中古で探す時は、購入条件として考えるのも手だと思います。
セラには他にも寒冷地仕様、雪国仕様、フェンダーミラー仕様などあります。
特に「セラ アムラックス 特別仕様車」は生産が20台ほどしかないので、かなり貴重です。
・セラの前期・中期・後期
セラのデビューは1990年3月8日 販売終了が1995年12月頃です。
セラは5年間、一度もモデルチェンジをしませんでした。
しかし、この間にマイナーチェンジが数回ありました。これを大きく分けて、3回とします。
SERAの前期〜後期の割合とSERAの年間販売台数
| 生産時期 | 生産番号 | 生産台数 | 割合 | |
| 前期 | 90/3〜91/5 | ~12935 | 約11970台 | 約75.5% |
| 中期 | 91/5〜92/6 | 12936~15245 | 約2309台 | 約14.5% |
| 後期 | 92/6〜95/12 | 15246~16819 | 約1573台 | 約10% |
| 登録年 | 登録台数 |
| １９９０年 (H2) | ９６６５台 |
| １９９１年 (H3) | ３７２７台 |
| １９９２年 (H4) | １２３８台 |
| １９９３年 (H5) | ５７８台 |
| １９９４年 (H6) | ３４５台 |
| １９９５年 (H7) | ２７２台 |
| １９９６年 (H8) | ８台 |
前期
1990年3月8日〜1991年5月13日
生産番号0001001〜0012935まで （前期の生産台数は11934台？と思われます）
中期
1991年5月13日〜1992年6月1日
生産番号12936 〜15245 （って事は中期の生産数は2309台？と思われます）
1.ボディーカラー3色追加 （ブラック/オレンジマイカ/ライトブルーメタリック）
2.シート地を明るい色に変更
3.ルーフガラスに熱線反射ガラスをオプション設定
４.ガソリンの入れ口が樹脂製に変更
5.キー抜き忘れ警告音
後期
1992年6月1日〜生産終了（95年12月）まで
生産番号は15246〜以降が後期です。
詳しくは不明ですが、生産番号16819あたりが最後の生産のようです。
（って事は生産台数は1573台ぐらい？と思われます）
1.サイドドアビーム
2.LEDスリットビームストップランプ付きリヤスポイラー
3.シートベルト非装着警告灯
4.電気式ドアロック
5.運転席SRSエアバッグ、リヤ3点式シートベルトをオプション設定
6.ボディーカラーにレッドとターコイズマイカメタリックを追加
7.内装色の変更（ライトグレーのみの設定）
生産番号を見ないで、前期・中期・後期を見分ける方法
内装
・すぐに見分ける事ができるのが「シート」これで前期・中期・後期が分かります。
前期ー全体的に同じ色（模様なし） 中期ーシートの中心に縦線の模様あり 後期ーシート中央と両側の色が異なる
（詳しくはClub SERAホームページで写真を確認しておいてください）
外装
・リヤのスポイラーを見ましょう。ボディーと同色でブレーキランプ内蔵なら後期です。
（黒いゴムみたいな感じの場合は前期・中期のみ）
外から見た時のポイントは「リヤのスポイラー」「色」です。
色は下にも説明がありますが外装色は、前期・中期・後期によって設定が違います（共通色もありますが）
室内をみた時のポイントは「シートの柄」です。
あとはキーを付けたままでドアを開けると警報がなった場合は中期・後期です。シートベルト警告灯は後期です。
・セラのボディーカラー
セラのボディーカラーは実にたくさんあります。
前期、中期、後期によって選べるカラーが異なったのです。外色によって内装色とガラスの色も異なります。
前期（外装6色/内装2色/ガラス2色）
グリニッシュイエローマイカメタリック（569） 内装/グレイジュ ガラス/ブロンズ
ダークグレーマイカメタリック（188） 内装/ブルーグレー ガラス/ブルー
シルバーオパールメタリック（189）内装/グレイジュ ガラス/ブロンズ
メディアムブルーマイカメタリック（8H7） 内装/ブルーグレー ガラス/ブルー
ワインレッドマイカ（3J8）内装/グレイジュ ガラス/ブロンズ
ライトターコイズマイカメタリック（743） 内装/ブルーグレー ガラス/ブルー
中期（外装6色/内装2色/ガラス2色）
グリニッシュイエローマイカメタリック（569） 内装/グレイジュ ガラス/ブロンズ
シルバーオパールメタリック（189）内装/グレイジュ ガラス/ブロンズ
メディアムブルーマイカメタリック（8H7） 内装/ブルーグレー ガラス/ブルー
オレンジマイカ（3K6） 内装/グレイジュ ガラス/ブロンズ
ライトブルーメタリック（8G6） 内装/ブルーグレー ガラス/ブルー
ブラック（202） 内装/ブルーグレー ガラス/ブルー
後期（外装4色/内装1色/ガラス2色）
シルバーオパールメタリック（189） 内装/グレー ガラス/ブロンズ シート表皮色/ウォーム
ブラック（202） 内装/グレー ガラス/ブルー シート表皮色/クール
レッド（3E6） 内装/グレー ガラス/ブロンズ シート表皮色/ウォーム
ターコイズマイカメタリック（746） 内装/グレー ガラス/ブルー シート表皮色/クール
・セラの維持費
セラは5ナンバーです。
年間でかかる税金（自動車税）は34500円
車検時にかかる重量税は1トン以下の為に25200円
自賠責保険は27600円
（上記はこちらで調べたものです。実際は地域等によって異なるかもしれません。2002/2月/神奈川の税金）
また新規登録から13年経過した自動車に関しては税金が10パーセント増税になります
・中古セラの購入ポイント
セラは絶版車なので現在は新車で購入する事はできません。
まずはAT/MTの選択になりますね。
そして一番大切なのが「セラの状態」です。
前期のセラでも、あまり乗られていなくて距離数も少なく、状態が綺麗なものが時々あります。
逆に後期でも状態が悪くて、走行距離が10万キロ以上のものも存在します。
もちろん後期型のピカピカな状態のセラを見つけたらラッキーです（値段は高いと思いますが、、、）
逆に前期の故障車などはオークションでも1万円などで売っています。
故障している場所もチェックしましょう。
保証がないお店で購入する場合は故障してないかチェックが必要です。
このページの下の方にあるチェックポイントを参考に、状態が良いのを見つけることをおすすめします。
安いのを購入して修理するもの手ですが、、、(^^ゞ
・ATかMTか
・セラの状態はどうか？
・故障してる場所はあるか？（ドア、エアコンなど）
・後期だったらラッキー
・好きな色か？
中古を購入する際にチェックしておく項目
・エンジンの調子
・事故歴
・電気系統（ライトやパワーウィンドウ等）の動作
上記は他の中古車を買うときにチェックするのと同じです。
エンジンが命です。いくらボディーがキレイでも動かないと始まりません。
ちなみに走行距離は5万キロぐらいなら少ない方です。
事故車かどうかはエンジンルームやリヤのトランク周りを見るといいでしょう。
セラの場合は、エンジンルームを開けてヘッドライトを見てください。
ヘッドライトは3カ所で固定されていますが、事故にあうと固定しているプラスチックが割れる事があります。
（左右を見比べて、3カ所きとんと固定されているかチェックです）
あとは窓の開け閉め、リヤのガラスハッチの開け閉め、鍵の開け閉めをしてみましょう。
窓を閉めるときに速度が遅い場合は、モーターが弱っている可能性があります。
前期・中期の鍵は手動です（後期のみは運転席集中型）
新車時のリヤガラスハッチは、開けただけで上まで上がっていきます。
しかしダンパーの状態が古いとガスが弱ってるので、
自分で上まで開けないといけません。「スッ〜」と自分で上がるガラスハッチがベストです。
ひどい場合は開けてもガラスが落ちてきます。
エンジンを付けてみて、異音がしないかもチェックしてみてください。
もし試運転をさえてもらえたら、走行中に音がしないか、停止中に振動が大きくないかチェックです。
整備書があれば、前のオーナーの整備経過が分かります。
セラのチェックポイント
・エアコン
・ドアのダンパー
・スーパーライブの調子（スーパーライブ選択のみ）
・内装・外装の状態
・日除けは付いているか？
上記は修理すると結構値段がかかるので、中古を買うときは要チェックです。
参考：エアコンの修理代（状態による。全交換だと20万円の場合あり）、ドアの修理代（片側3万円程度）
エアコンのクーラーのチェック方法
1.エンジンを始動する。
2.エアコンの温度を一番冷たい20度以下にする。
3.ブロワースイッチ（風の強さ）もHIにする
4.エンジン回転数を2000rpmにする
これで冷たい風が出ないで温風の場合は故障してます。
（もしくはエアコンガス量が不足してます）
ちなみに「A/C」のボタンが消えたり付いたりと点滅してる場合はエアコンのエラーを表してます。
・ドアのダンパーのチェック方法
１．ドアを一番上まで開けます。
この時点で重いと感じたらダンパーが弱ってるかも知れません。
ダンパーが新品だと、半分ぐらいまで押して開けるとスッーと勝手に上がっていきます。
２．一番上まで開けたら手を離します。
この状態でドアが落ちてこないか見ます。すぐに落ちてくる場合はダンパー交換が必要です。
３．時間を置いて、ちょっと触っても落ちてこないか見ます。
ちょっと触って落ちてくる場合はやはりダンパーの交換が必要です。
ダンパーが新品だと、ちょっと下に押してもスッーと勝手に上がっていきます。
・スーパーライブサウンドシステムのチェック方法
１．エンジンを始動してオーディオをONにします。
２．左右、前後、センター、ウーハーのすべてから音が出ているかチェックします。
（壊れていると、出ない場所があったり、リヤの音が小さかったり、ウーハーの音割れ等があります）
３．スーパーライブの設定を変えます。DSPの切替をすると、リヤのスピーカーが動きますのでチェックです。
４．デッキ本体の液晶を確認します。液晶が消えてる場合があるのでチェックです。
５．もし可能であれば音楽CDをかけて確認してみましょう。（CD-Rメディアはきびしいです）
・外装の状態
まずはクルマを一周して凹みや傷がないか確認します。
つぎに塗装の状態を見てください。塗装剥げがないかチェックです。
とくにリヤのガラスの枠の黒いところが塗装が剥げているか見てみましょう。
前期・中期の場合はリヤのスポイラーの塗装剥げがないかも見てください。
ヘッドライトの曇りは仕方ないかも知れません（新品だとキレイに透明です）
・内装の状態
シートの汚れで、前のオーナーの使い方が分かります（とくに運転席の汚れ）
室内全体の汚れがないかを見て、大きな傷がないか見ます。ドアの内装も傷や穴がないか見ましょう。
リヤのトランク部の蓋をみてください。この蓋の内装は剥がれてきている場合がとても多いです。
ここはある意味、仕方ないポイントかも知れません。逆にピカピカならラッキーです。
・日除けが付いているか？
セラを新車で購入した時に、標準で装備されているガルウイングドアの天井部のガラスに脱着可能のカバー。
これが中古セラだと付いてない場合があるようです。
もし付属している場合でも、内装が剥がれてきている場合がとても多いです。
・スーパーライブは必要か？
セラを購入する際は、スーパーライブが付いているかどうか選択する必要があるかも知れません。
セラのスーパーライブはセラの室内空間を上手く使った設定なので、初めて聞いた時は感動するかもしれません。
ただし、10年前の設定ですので現行のオーディオセットと比べると音質は負けると思います。
オリジナルにこだわるなら、スーパーライブを選択して、いい音を求めるなら非スーパーライブを選ぶ事をおすすめします。
スーパーライブが装着されていると、他のデッキに交換する際に「変換アダプター」が別途必要となります。
このアダプターはSONYかビートソニックから発売されていますが、13000円近くもします。
変換アダプターを使用した場合、センタースピーカーが鳴らなくなります。
またスーパーライブは10年も経過すると故障個所が多くみられ、修理代も結構かかるようです。
（冷静に考えると、10年間も故障なしで動いてる方がすごいかも知れません）
・セラの装備チェック
今となっては手に入らないセラのオプションや特別装備。もし中古セラに付いていたらうれしいですよね ﾍ(^o^)
ABSは後から装着できませんので、付いてるセラはラッキーです。
ABS装着の見分け方は、
1.リヤのブレーキがディスクブレーキである
2.メーターのタコメーター内に「ABS」のランプがある
ABSが付いていると、保険がちょっと安くなります(^^)V
セラのレアな装備
・ドア熱線反射コーティングガラス（中期・後期のみのオプション）
・エアバッグ（後期型のみのオプション）
・リヤの3点式シートベルト（後期型のみのオプション）
これらは中期・後期のみのオプションなので、なかなか見ることがありません。
セラの純正オプションもチェックしましょう。今は手に入らないのがほとんどです。
詳しくはClub SERAホームページで確認してみてください。
特に装備が多い純正オプションは、、、
・フロアマット（ほとんどのセラに付いてるかも。SERAと書いてあります）
・イグニッションキー照明（ドアの開け閉めで連動するキー照明です）
・ドアカーテシーランプ（ドアに付いているランプです。非装着は赤いカバー）
・純正フォグランプ（黄色の四角いフォグです。ダッシュボードのハンドル右側にスイッチが付きます）
・コンソールボックス（アームレスト。小物入れで、純正ならコインボックスも中にあります）
中古車ショップで買うときの大切な事
中古車を買うときにも「保証」が付いてくるお店があります。
保証が付いているか、きちんと確認しましょう。
特に「エアコンの保証」をしてもらった方が安心です。
もちろん保証なしのセラを売っているお店もあります（その場合は5万〜10万円と安いです）
現在ではセラの数も少なくなって、状態が良いセラを見つけるのも大変かも知れません。
上記チェックポイントをすべて合格できるセラは少ないです。
あとは「どれだけ自分が納得できるか」がポイントです。
あせらずにゆっくりと良いセラを見つけてください(^^)
