<セラを改造しよう> |
改造no.78/セラにリヤタワーバーを付ける・(By ぴえ@001)
前回はセラに社外品のフロントタワーバーを装着する方法を紹介しましたが、
今回はリヤタワーバーをセラに取り付ける方法を紹介いたします。
ただし今回の作業は色々と加工が必要になりますので、簡単には装着出来ませんのでご注意ください。
タワーバーの目的は、ボディ剛性アップですが、
欠点としては、装着する事によってボディに負担が掛かること、事故にあった際には反対側までダメージがいく事です。
またトランクの一部が使えなくなるなど制限もあります。
取り付け内容 |
部品情報
今回用意したのは、トヨタ・EPスターレット用リヤタワーバーです。
EP82用の社外品を用意しました。
ただし、このままではセラには装着出来ませんでした。
タワーバー自体をカットする作業、内装をカットする作業など、意外に苦労します。
特にタワーバーをカットするのに道具が必要になりますのでご注意ください。
作業内容としては
・リヤの内装を外す
・リヤタワーバー自体を加工する
・リヤタワーバーを取り付ける
・内装をカットする(内装を付けないなら作業終了です)
このような4つの作業に分かれます。
1.リヤの内装を外します |
リヤの内装を外す作業に関しては、こちらのページで写真を御確認ください
リヤのスピーカーボードから、ほとんどの内装部分を外します。 (写真は左側の内装のネジ位置です) |
2.タワーバーの加工 |
やっと出てきた足回りのネジです。 そこに用意したタワーバーを確認してみると、写真の通り、赤い点線の部分がセラの車体と干渉して取り付けることが出来ませんでした。それでは赤い点線をカットしましょう! |
私の場合はグラインダーでカットしました。 直線でカットするだけですので、それほど時間がかかりませんでした。 |
3.タワーバー装着 |
カットする事により、セラに装着出来ました! |
同じように反対側も装着します。 そして両方を押さえているバーを装着します。 |
|
とりあえず、リヤタワーバー自体の取り付けは完了です。 リヤのシートを元に戻してみます。 |
もしリヤの内装を取り付けないのであれば、このままリヤのシートを倒して元に戻します。 リヤシートも問題なく使えましたが、リヤタワーバーのメーカーによっては干渉する可能性もあるようです。 |
内装の加工 |
次の課題は、リヤの内装の加工です。
|
このままではリヤの内装が取り付けられないので、左右とも内装をカットしましょう。 写真のように内装とタワーバーの干渉部分を確認しておきます。 |
|
写真の油性ペンで書いた部分がリヤタワーバーと干渉する場所です。 上の写真・・・内側から干渉するところをチェック |
|
私はドリルとカッターで慎重に作業を行いました。 カットが終わったら内装をすべて元に戻します。 |
|
外側からさらに穴を広げていき、干渉するところをカットしていきます。 カッターの扱いには十分に気を付けてください。 (内装のプラスチックが固くて、何度もカッターの刃が折れました) この作業が一番時間がかかるところです。 |
|
片側が完了したら、もう片方です。 ネジの固定が外からは出来ないので、内装を固定する前にタワーバーを固定する工夫が必要です。 写真のように片側を完了させて、反対側はタワーバーを通して、先にビス止めを行いました。 |
|
左右とも内装を元に戻しました。 ネジを締め忘れていないか確認しましょう。 |
|
パーティションボードも干渉することなく、装着可能! |
|
リヤシートも元の位置に戻します。 今のところ、どこも干渉部分はありません。 |
|
トランクから見た写真です。 タオルをかけるのに丁度良い!?(笑) |
装着後 |
作業ならびに取り付けに関しての注意! |