<セラを改造しよう> 

改造no.83/セラのSLリヤスピーカーを社外に交換する(小技)・(By ぴえ@001 )

セラのSLのリヤスピーカー、純正品のままだとスピーカー自体が劣化している場合があります。
調べてみると、リヤのSLスピーカーには10cmタイプが使われているようです。
10cmのサイズであれば、社外品で売っている大きさです。
そこで劣化したSLリヤスピーカーを社外品のスピーカーに交換する改造を紹介いたします!

注意
用意する社外スピーカーによってはSLリヤスピーカーに取り付けできないケースがあります。

注意2
SLのアンプ自体が壊れている場合、このように社外スピーカーに交換しても音が鳴らない場合があります。

 作業内容


まずはSLのリヤスピーカーに入れる社外スピーカーを用意しておきましょう。


今回用意したもの

今回用意したスピーカーです

パイオニア・カロッツェリアの10cmタイプを用意しました。

まずはSLリヤスピーカーのボードをセラから外します。今回はセラから外して部屋に持ち込みました。意外に重いです、、、。

それではボードからスピーカー自体を外して作業をします。
裏のある6本のビスを外します。

ネジを外すとスピーカーがボードから外れますが、写真の通りケーブルが残っています。

裏からみると配線にはゴムのカバーが付いていますので、そのゴムを裏側から押してあげると外れます。

スピーカーをボードから外して、まずは両側にある透明のプラスチックカバーを外します。両面テープで付いているだけですので、マイナスドライバー等で傷が付かないように気を付けながら外します。

注意!
ここで上手く外さないと、プラスチックカバーが割れてしまいます!!割れると部品では買えませんので十分に注意してください!


両面テープで付いているのが分かります。カバーを外したところです。
上の部分にネジ穴が2つあるのが分かります。



その2つのネジを+ドライバーで外します。

左右で合計4本のネジです。

今度は底面にある4本のネジを外します。

外したネジです。
合計8本あります。
無くさないようにご注意ください

長い方が上側、短い方が底側用です

これでスピーカーが直接見えるようになりました。外した方のカバー側は網が凹まないように置いてください。

(不思議なことに、この状態で外れたネジが出てくる事があります。振動中に外れたネジでしょうか)

スピーカー自体はネジ4本で固定されています。
このネジを外します。

ネジを外すとスピーカーにケーブルが2本付いてます。これを外します。

ケーブルには「+」「−」がありますので取り付けの際にはご注意ください。

外したスピーカーを見ると、バッフルが破けています。平成2年の初期型セラから外したSLリヤスピーカーですが、15年前に生産されたので仕方有りません、、、。

用意した社外スピーカーを逆の手順で取り付けて完成です。

完成後、音を鳴らして動作確認をします。

奇麗な音が聞こえてきたら、音楽を聴きながらドライブにいきましょう〜〜


 完成図

作業時間、約30分で完成です!
すでにSLの純正リヤスピーカーは部品で注文できないとの事ですので、
劣化等でスピーカーの調子が悪い方などはこの方法で修理するのも手です。
社外スピーカーに関しては、色々なメーカーからたくさんの種類が販売されていますので
カーショップ等で音を聞いて気に入ったのを買うのがいいでしょう


(完成写真協力・SPSさん@100)

 作業、取り付け時の注意

<注意>
作業ならびに取り付けに関しては、自己責任でお願いします。



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