<セラを改造しよう> |
改造no.54/セラにETCを付ける・(By ぴえ@001)
ETC制度が始まって、結構経ちましたが、ハイカ中止になったり、ETC割引が始まったりと、
やっと普及されてきましたね。
普段は高速に乗らなくても、いざ乗るときはとても便利です。
どんなに高速を早く走っても、料金所でETCなどだと、あっという間に抜かされる、、、。
特に前払い割引などもあるので、高速代もお買い得。
私も今まで3ピースの液晶画面付き、音声なしのETCを金セラに付けてましたが、
今回は補助制度(5000円割引)を使って、4ピースETCを買って取り付けたので、そのレポートです。
まめ知識 ETCとは?? 料金ゲートに設置したアンテナと車両に装着した車載器との間の無線通信を用いて、自動的に料金の支払いを行い、料金所をノンストップで通行することができるシステム。 |
市販されているETCには、以下のようなタイプがあります。
・2ピース(本体、電源ケーブル)
・3ピース(本体、アンテナ、電源ケーブル)
・4ピース(本体、アンテナ、スピーカー、電源ケーブル)
・ナビ一体型タイプ(ETC機能内蔵のデッキ)
・ビルトインタイプ(車種専用設定)
まめ知識(2) 2ピースタイプ、3ピースタイプ??? ナビ一体タイプ? ビルトインタイプ? |
選ぶポイントは、、、、
・一体型(2ピース)にするか、アンテナ別型(3ピース〜4ピース)にするか
・音声が出るか、出ないか(液晶画面があるか、ないか)
・ナビと連動するか、しないか
このポイントによって、価格が異なってきますね。
一番安いのは、「アンテナ一体型(2ピース)・音声なし」です。1万円以下で売っているのを見かけます。
TOYOTA純正の場合、定価15000円(アンテナ一体型)が一番安いみたいです。
NISSAN純正の場合、定価9800円(アンテナ分離タイプ、音声なし)が一番安いみたいです。
音声が出るタイプは、音声により通行料金を随時案内してくれてりします。
音声が出ないタイプは、音により通過した事を教えてくれたり、カード抜き忘れをブザーで教えてくれます。
音声ガイド時ですと、視界をそらさずに安全運転が可能です。
一体型の特徴
○・・・値段が安い/取り付けが簡単
×・・・取り付け位置がダッシュボード真ん中のみ/フロントガラスによっては取り付け不可能
分離型の特徴
○・・・本体の取り付け位置が色々と選べる/外からカードが見えないので防犯上も有効
×・・・価格が高い。取り付けが面倒
ナビ連動は、ナビに接続すると、ナビの画面に案内が出たり、料金案内をナビからしてくれます。
さらにナビによっては、ETCレーンの位置をナビが案内してくれて便利です。
ちなみにこの情報は2004年2月現在での情報ですので、今後はもっと進化していくでしょう。
取り付け内容 |
今回は「4ピース、音声ガイドETC」のセラへの取り付けをレポートしたいと思います。
まずは購入前に必要な流れとしては、、、
・本体購入
・セットアップ
・ETC取り付け
・ETCカード申し込み
この4つになります。セットアップは3000円かかるのですが、
取り付けは自分で行えば¥0です!
セットアップがオンラインで出来るお店であれば、30分ぐらいで手続き完了です。
セットアップ可能の店舗一覧は以下で御確認ください。
http://www.orse.or.jp/shop/setup/index.html
ETCカードに関しては、購入したお店で申し込めば、キャッシュバックの特典もあるようです。
(私の場合は手持ちのクレジットカードをETCカードに変更しました)
今回の作業内容としては ・ETC本体の取り付け ・ETCアンテナの取り付け ・ETC本体の電源ケーブルの配線 |
4ピースの場合、本体をどこに設置(隠して)するか、スピーカーをどこに設置するか、
アンテナを綺麗に設置して、配線を隠すのがポイントです。
ちなみに2ピースの場合は、
ダッシュボードに設置して、配線を接続するだけで完了です。
説明だけでは簡単な作業ですが、作業を間違えたりすると、とても危険ですので
作業に自信がない方はショップ等で行うことをおすすめします。
(作業を間違えると最悪は事故を起こす危険もありますので、十分に注意してください)
ETCアンテナを取り付ける! |
本体とアンテナの取り付け、順番はどちらが先でも良いです。
今回はまずETCアンテナを取り付けました。
(アンテナの長さによって、取り付け位置を考えたいので)
ETCアンテナの取り付け位置
・ダッシュボード真ん中
・フロントガラス(ルームミラー裏側)
のどちらかになりますね。
今回はダッシュボードの真ん中に設置しました。電波が入る事がポイントです
(メーターフードを外して、メーターフード内側(メーター上部)に設置する方法もあるようですが、今回は試してません)
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フロントガラス(ルームミラー裏側) 取り付け例です。 |
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ダッシュボードに設置する場合は、 ワイパーの影にならない位置に注意します |
ダッシュボード等に設置する場合、Aピラーの内装を外すとケーブルが綺麗に隠す事ができます。
この内装に関しては、ビスではとまってませんので、手前に引っ張るだけです外れます。
(上側を引っ張ると外れます)
Aピラー内装 |
引っ張ると簡単に外れます |
ETC本体を取り付ける! |
さて、次は本体の設置です。
4ピースですので、別にダッシュボード上部に付ける必要はありません。
個人的には、普段は見えない場所に設置するのがおすすめです。
(もし、ETCカードを抜き忘れた場合、外から見えると危険です)
さて、どこに設置しましょう。以下のような場所が考えられます。
・グローブボックス内
・運転席ステアリングコラム下
・センターコンソール周辺
・コンソールボックスの中
ステアリングコラム下に設置例 |
アームレスト内に設置例 |
ダッシュボード横に設置例 |
センターコンソール横に設置例 |
今回はセラ純正オプションのコンソールボックスの中に設置する予定でしたが、、、、
「アンテナケーブルが短くて、アームレストまで届かない(×_×)」
ん〜〜〜どうしよう。
グローブボックス内なら配線も届き、簡単に設置できるのですが、
運転席から遠いので、カードの抜き差しが面倒です。
灰皿を外して、そのスペースに付けるのも手かも知れませんが、私のセラにはすでにEVCが装着してあるので却下。
運転席のステアリングコラム下など、外から見えてしまい、個人的には×。
ずっと運転席を見ていたら、、、あ!!見つけた!
それは「インパネ右側にあるコインケース兼小物入れ(以下、小物入れ)」の中です。
ここって、普段はあまり物を入れていないので、ETC本体を設置するのに適しているではないですか!
高級車のビルトインタイプのETCも、この位置に設定されています。
説明が長くなってしまいましたが、ここに設置するには加工が必要です。
(注意:小物入れの加工は、小物入れやダッシュボードを破損する可能性がありますので、作業は注意してください)
(注意2:小物入れを外すときに、小物入れを割ってしまう可能性がありますので、自信がない方はおすすめしません)
セラの小物入れです。運転席右側にあります |
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小物入れを外してしまいます。 外すときは、マイナスドライバー等で隙間から少しずつ外していきます。(小物入れはネジなは使われていません) 割れやすいので、注意して外してください |
写真はカット途中 |
小物入れの一部をカットします。 このカットした部分で配線スペースを作ってあげます |
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小物入れを外してある状態で、先に配線を通しておきます。 ちょうど隙間があって、ここに先に設置したアンテナケーブルや電源ケーブル、スピーカーケーブルを通しておきます。 ダッシュボード裏側に配線と通しておきます |
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カットした小物入れをセラに取り付けます ETC本体とケーブルを接続します。 |
ETC本体をダッシュボード側に取り付けます。 付属の両面テープで貼り付けます。 |
スピーカー取り付け |
さて、4ピースの場合はスピーカーが分離になっています。
このスピーカーを設置しましょう。これも設置場所に悩みます。
スピーカー自体はそれほど大きくないので、好みで場所を決めてもよいと思います。
ただし、音が出る場所ですので、音が聞こえるように設置をします。
今回はセンターコンソールの、サイドブレーキ下に設置しました。
(一度センターコンソールを外して配線を隠して、センターコンソールの一部をカットします)
取り付けのポイントは、「配線が見えないように綺麗に仕上げる!」
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センターコンソールのサイドブレーキ下に取り付けました |
電源ケーブルの接続 |
ETC本体の電源ケーブルを接続します。
配線は機種によって異なりますが、基本的に「+、ACC、マイナス」の3本だけです。
今回の場合は「+、マイナス」の2本のみと簡単でした。
一番簡単なのは、オーディオ配線から電源を取ることです。
(私の場合は、ダッシュボード裏側にあるオプション用電源配線に接続してます)
オーディオ配線に接続した場合の写真です |
完成! |
小物入れを閉じた状態 |
開けるとETC登場 |
あとはカードを忘れずにセットして、ETCレーンへ!
前のクルマとの車間距離を開けて、ゲートに入っていきます。時速20キロ以下に減速するのを忘れずに!
前払い割引などはインターネットか郵送にて申し込みます。
これで快適な高速ドライブができます(^^)V
作業ならびに取り付けに関しての注意! |