<セラを改造しよう> 

改造no.39/セラにV.S.D.2を装着する・(By ぴえ@001)

「V.S.D.2」

ずっと前から「V.S.D.2」が欲しくて、今回はついに購入&装着してみました。
VSD2とは、フロントガラスにスピードと回転数を投影して表示するもので、走行中の時速を確認する為の視線の移動距離が短くなり、安全運転に役立つと言われています。ヘッドアップディスプレイとしては、クラウン・マジェスタや日産シルビア(S13)に採用例があるのは有名です。一般に販売されている後付け用のHUDスピードメータとしては、日本精器から
Defi V.S.D.IIが発売されています。定価は19800円。レッドバージョンとブルーバーションがあり、表示LEDとケースの色が異なります。オートバックス等で販売しているのを見ると、取り付け工賃が1万円もしたので、自分でセラに取り付けを行ってみました。


レッドバージョンです

ブルーバージョンです

V.S.D.2に関しての製品ホームページはこちら
http://www.nippon-seiki.co.jp/defi/product/vsd2/vsd2_top.html

 取り付け内容

作業内容としては
・コンピューターに配線を接続する
・コントロール部を装着する
・表示部を装着する
このような3つの作業に分かれます。

1.コンピューターに配線を接続する

セラにVSD2を付ける場合、配線の接続が必要となります。
(スピード配線、タコメーター配線、電源)
そこで、配線に必要なコンピューター部への接続の紹介です。

コンピューターの位置ですが
助手席前のグローブボックスを外すと(ネジ2個で外れます)
左奥に銀色の四角い箱があります。
このコンピューターより信号を取ります。


グローブボックスを外したところです


写真では分かりにくいですが、
左奥に銀色のコンピューターがあります

・グローブボックスを外すのは、下側(左右)にあるビス2個を外すだけです。

<コンピューター>
写真はセラのコンピューター部

コンピューターの配線には「スピードセンサー」「回転信号線」など色々なコードがありますので
そこに接続をします。
ただし、コンピューターからたくさんのケーブルが出ていますので
取り付けには間違えないように注意してください。

・コンピューター配線図
ECUのコネクタのピン配列はコネクタ差込側から見た図です。
IGN 16Pにある *色線 イグニッション線
GND 26Pにある *色線 マイナス線
TA 26Pにある 茶色 回転信号線 
SP 16Pにある 青線(黄色/赤色) 車速信号線
(注意:年式によって配線の色が異なる事があります)

V.S.D.2配線図

(赤)IGN : キーONで12Vがかかる線
(黒)GND : GND(アース)線
(青)TA : IGNコイル、エンジン回転信号線へ
(緑)SP : スピードパルス(速度信号)線へ

接続する際の注意
・バッテリーのマイナス端子を外しておくことをおすすめします。
・各種ケーブルを接続する際は、間違いのないようにしてください。
 間違えると、とても危険な場所です。
・エレクトロタップは確実に噛み込んでいるか確認してください。
 もし線が出ている場合はテープなどで絶縁するようにしてください。

配線の注意
セラの車速信号ですが、生産年数によってコードの色が異なるみたいです。

2.コントロール部を装着する

コントロール部は、ステアリングコラムの下に両面テープで装着しました。

3.表示部を装着する

メーターフードの上に装着しました。
取付台(表示ユニット台座)を両面テープで貼って、そこに表示ユニットを装着するだけです。

 VSD2を装着後

作業時間、約30分で装着できました!
スピードもタコメーターの表示も正確です。
走行中の目の動きが下に移動することが減ったので、安全と感じました。
スピードメーターを見た瞬間に、何か飛び出し!なんてあった事も経験してるので
VSD2を装着後は、スピードメーターを見ることがなくなりました。
見た目も良くなって、満足です!

 作業ならびに取り付けに関しての注意!

<注意>
作業ならびに取り付けに関しては、自己責任でお願いします。




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