<セラを改造しよう> 

改造no.7/セラにアーシングしよう!・(By ぴえ@001 )
最近よく見かける「アーシング」
市販のアーシングケーブルは高いです(15000円ぐらい)しかも車種別でセラの設定がありません。
そこで、自作アーシングをセラにしてみましょう。自作なら3000円ほどで出来ます。
セラのアースポイントを確認してみましょう

 アーシングについて

アーシングの効果
・エンジン始動性の向上
・点火プラグの点火力向上
・発電・充電効率の向上
・ガソリン車の燃費の向上
・ヘッドライトの明るさアップ
・オーディオのノイズ減少
バッテリーからのアース電流は通常、車のボディを通して電装各部に流れますが、
この経路途中に様々な電気抵抗が存在し、通電上生じるロスやノイズが電装機器に影響を与えてると考えられます。
そこで、各ポイントに直接マイナス端子を接続する事で、レスポンスの向上やノイズの減少をします。
これがアーシングです。

ピエは、アーシングについてインターネットで調べたところ、
以下のページに詳しく説明されていました。参考にしてください。
「Project-E」
http://www.cyborg.ne.jp/~hide-s/Pro-E/PRO-E1.htm
Club SERAと相互リンクしました!

ほかにもアーシングについてはインターネットや雑誌にて詳しく説明しているところが多いのですので
基本的な仕組みや、接続の注意点、ケーブルに端子を付ける方法、必要な道具に関しての説明は省かせていただきます。
各自、調べてから作業を行ってください。

 セラのアースポイントです

・エンジンヘッド
・オルタネーター
・ヘッドライト
・バルクヘッド
・オーディオ

上記以外にも、探せば色々とあるのですが、とりあえず重要なポイントを紹介いたします。

汎用のアーシングケーブルが色々と種類が売ってますので、ショップで選ぶといいと思います。
ぴえはオーディオ用のものを購入しました。
アーシングに用いるケーブルは、ある程度太いケーブルがいいようです。
今回は8spのケーブルを3メートル購入しました
(注意*アースポイントによっては3メートルでは足りませんでした)
熱に強いケーブルでないと危険かも知れません。

 作業追加

前回のアーシングでは、
購入したケーブルが短かった為に
さらにケーブルを購入してアーシングの
追加を行うことにしました。
今回は汎用のアーシングキットを
購入してみました。
(こちらの方が安かったため。
 特売で2500円ほどで購入)

アーシングをおこなう際に、「アーシングターミネーター」をどうするかがポイントの1つです。
何本もバッテリーのマイナス部分に接続するので、それを1つにまとめるものです。
このように、バッテリーのマイナスケーブルに増設金具を付けて、
いろいろなポイントからのケーブルを接続します。
純正のマイナスケーブルはそのままにしておきました。
このケーブルは素人の場合は交換しない方がいいみたいです。

ちなみに、純正のマイナスケーブルが細いと思いませんか?
もし電気事故等があった場合にプラスとマイナスが感電すると
最悪の場合バッテリーが爆発したりします。
純正のように細いと、事故があった場合ケーブルが細いために焼き切れてしまうので
バッテリー自体に電気が流れないで済むのです。

それでは、いろいろなアーシングポイントに接続しましょう

・エンジンヘッド
エンジンヘッドのボルトに接続

エンジンヘッドに接続すると、点火プラグの点火力向上になるとの事でしたので
接続してみました。
エンジンヘッドのボルトを1本外して、そこに接続です。
エンジン自体が走行中は大きく揺れる事があるので、外れないようにします。

・オルタネーター
オルタネーターに接続

オルタネーターに接続すると、発電・充電効力の向上が見られるとの事で、
接続してみました。
写真では分かりにくいですが、エンジンヘッドの右下部分にオルタネーターがあります。
ここには純正のマイナスケーブルがすでに接続されているので、
その部分に追加して接続しました。
一度ボルトを1本外してから付けるのですが、狭いので作業が大変かも知れません。


・ヘッドライト
ヘッドライト近くに接続

ヘッドライトの近くに接続することによって、ヘッドライトが明るくなるとの事なので
接続してみました。
写真では切れてしまったのですが、純正ホーンの取り付け部の近くのボルトで接続。
ここが一番簡単に接続できました。
ちなみにホーンの音がめちゃ大きくなりました(笑)


・バルクヘッド
ワイパーモーター付近に接続

バックルヘッドは簡単に言えば、エンジンルームと室内の、境目の板です。
ここに接続する事で、室内で使用した電流をバッテリーに戻す事ができます。
接続できそうなナットならば、どこでも良いと思いますが、ぴえはワイパーモーター付近で接続しました。


・オーディオに配線
アースケーブルをエンジンルームから
車内に入れるので、写真の穴から入れます
(ゴムキャップがあるので、外します)
穴は、エンジンルーム運転席側の
車体番号の下にあります
この穴からケーブルを通すと、
運転席の足下に出てきます。
運転席の足下を下から覗くと
穴が確認できます。
オーディオを外すと、
裏側にアースポイントがあります。
そこに接続します。
ここで大切なのは、
配線を通した穴を防水加工する事です。
この穴から雨が入ると、車内は水だらけに
なってしまいます。
ぴえの場合は、ブチルテープを使用。

 アーシングを行うときの注意

・純正のアースコードは外さない
・固定はしっかりと行う(結束バンド等の使用)
・クルマによっては逆効果の場所もあります。
 装着して試験運転の結果、そのような場合は外して別の場所で試してみてください。
 接続してみて

正直、ここまで体感が変わるとは思っていませんでした。
接続が終わって、エンジンを付けて走り出すと「あ、何か違う」と思いました。
エンジンのフィーリングが軽くなった感じです。
ヘッドライトが明るくなるのは分からなかったです(元々明るいので)
特にオーディオのアーシング接続は、ぴえが感じたのは「おっ、音がキレイになった」です。
もちろんオーディオデッキ本体の性能は変わらないのですが、
高音がすっきりとした聞こえ方になりました。
今では燃費はそれほど変わりませんが、(最初の数回の給油時にはすごい燃費が良くなってました)
マイナスにはなってませんし、これはフィーリングがアップした為に
いつもよりも多くアクセルを踏むせいかも知れないとの事です。
アーシングの作業自体は、それほど大変ではありませんし、安くできるのでおすすめです。

 作業ならびに取り付けに関しての注意!

<注意>
電気を使うので、事故が起きる可能性があります(最悪の場合、車を壊す可能性があります)
とくにスパーク等に注意してください。火災の危険性があります。
作業ならびに取り付けに関しては、自己責任でお願いします。


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