セラに関するFAQをまとめてみました。


FAQ No.21「セラにナビを付ける」

セラにナビを付ける時の配線位置
セラにテレビを設置する時の場所
ナビ本体の取り付け位置
テレビアンテナの設置
GPSアンテナの設置
マイクの設置
トヨタ純正ナビ



 セラにナビを付けるときの配線位置

セラにナビを付ける場合、配線の接続が必要となります。
そこで、配線に必要な接続の紹介です。

まず、コンピューターの位置ですが
助手席前のグローブボックスを外すと(ネジ2個で外れます)
左奥に銀色の四角い箱があります。
このコンピューターより信号を取ります。


グローブボックスを外したところです


写真では分かりにくいですが、
左奥に銀色のコンピューターがあります

・グローブボックスを外すのは、下側(左右)にあるビス2個を外すだけです。

<コンピューター>
写真はセラのコンピューター部

コンピューターの配線には「スピードセンサー」「回転信号線」など色々なコードがありますので
そこに接続をします。
ただし、コンピューターからたくさんのケーブルが出ていますので
取り付けには間違えないように注意してください。

・コンピューター配線図
ECUのコネクタのピン配列はコネクタ差込側から見た図です。
IGN 16Pにある 赤線 IG線
SP 16Pにある 青線(黄色/赤色) 車速信号線
TA 26Pにある 茶色 回転信号線 

(注意:年式によって配線の色が異なる事があります)

接続する際の注意
・バッテリーのマイナス端子を外しておくことをおすすめします。
・各種ケーブルを接続する際は、間違いのないようにしてください。
 間違えると、とても危険な場所です。
・エレクトロタップは確実に噛み込んでいるか確認してください。
 もし線が出ている場合はテープなどで絶縁するようにしてください。

配線の注意
セラの車速信号ですが、生産年数によってコードの色が異なるみたいです。

・パーキングブレーキスイッチ
パーキングブレーキのスイッチリードは、シフトノブとサイドブレーキの間にあります。

接続するには、センターコンソールを外します。
ネジは全部で5個。
2個は後ろ側の左右。運転席と助手席のシートベルトの根本辺りにあります。
2個は前の左右。室内のカーペットを引っ張るとネジが見えます。
残り1個は、灰皿と灰皿受けを外すと現れます。
これでセンターコンソールを外せます。
パーキングブレーキ信号線は(黄色/赤色)です。
車が止まった状態でパーキングブレーキが引かれていて、ATセレクターがPの位置でのみ
画像が出るようになります。
パーキングブレーキに接続するケーブルをバッテリーのマイナス(アース部)に直接接続すると
常時見ることができますが、安全面ではおすすめしません。

設定
セラは「4気筒」です。気筒数切替スイッチがある場合は「4気筒」にします。

INJECTOR 235
SPEED SENSER 4



 セラにテレビを装着する場所

セラにテレビ(モニター)を付ける時、どこに設置するのがベストでしょうか?

・インダッシュの場合

1DINのスペースが空いてれば装着可能です。
ただし、出し入れの際にシフトノブにぶつかる可能性あり。
(写真のようなデッキなら問題なくインダッシュの出し入れが可能でした)
デッキの種類によってはオートマチックの場合はPの位置だと、出し入れの際にノブにぶつかります。

SL装着車の1DIN装着の場合(テープデッキを外すときの問題)
SLの場合、本来はテープデッキはオプション扱いとなっております。
しかし現在出回っているセラ(SL)には多くがテープデッキが装着されています。
1DINを使いたくて、テープデッキのみを外した場合はSLのCDデッキが動作しない(音が鳴らない)という問題があるのです。
テープデッキなしでのSLのCDデッキを動作させる場合、下の写真の接続部分に挿すピンが必要です。


写真は、テープデッキなしのSLセラのCDデッキに接続してあったピンです。
このピンを挿すことで、ショートさせてCDデッキのみを使用可能としています。
この白いピンが手に入れば、テープデッキを外して、空いた1DINにナビ等を装着可能です。
もし手に入らない場合は、ホッチキス(大きいサイズ)などを折り曲げて流用可能です。

SL装着車の1DIN装着の場合(SLのCDデッキを上側に装着する時の問題)
2DINあるうちの、上側にSLのCDデッキを装着する場合(つまり下側に社外デッキやナビを付けたい場合)
次のような問題点が発生します。
・上記の白いピンカバーを付けると、CDデッキ底面にピン穴があるため、CDデッキを2DINの上側に設置すると
 その下に他のデッキが装着できないのです。
 (これを解決する方法は、ホッチキス等の針金でピンコネクターを自作することです)
・SLのCDデッキ底面にはアンテナ接続口があります。このラジオアンテナを接続すると、下側に付けた社外オーディオと干渉してしまいます。
 (これを解決する方法は、アンテナを接続しない事です。ただしラジオが聞けなくなります、、、)

 これらの事からナビ等を装着する場合は、上側にSL・CDデッキを付けるより、下側にSL・CDデッキを付ける事をおすすめします
 実際にナビを上にした方が操作性と視界性は良いと思います。
 

SL装着車の1DIN装着の場合(SLのCDデッキを下側に装着する時の問題)
2DINあるうちの、下側にSLのCDデッキを装着する場合(つまり上側に社外デッキやナビを付けたい場合)
次のような問題点が発生します。
・2DINデッキの下にはSLのアンプが装着されています。
 しかし、このアンプの位置が上にある為に、デッキとの隙間が狭いのです。
 この狭い事で次の3つの問題が発生します。

「ナビの配線が入るスペースが足りない」
「アンテナケーブルが干渉する」
「アンプ接続ケーブルが干渉する」

これらの問題解決法は以下の通りです。
・アンプの固定ネジを外して、アンプの位置を下げる
・アンプの位置は変えずに、コネクター等の位置を変えて装着する

アンプの位置を変える方法は、FAQ>セラのオーディオ にて説明がありますのでご確認ください(準備中)

アンプの位置を変えずに、コネクター等の位置を変えてナビを設置する方法は、、、
・SLアンプとSLデッキを接続しているケーブルが2つあります。
 その内の1つ(小さい方です)はL字形金具にて固定されているため、それを外してしまいます。
 コネクターは固定されずに遊んでいる状態になりますが、動作には問題はありません。
 そしてL字形金具を根元からペンチ等で曲げてしまいます。後ろ側に曲げるとスペースが現れます。
 ただしこの周辺には配線がたくさんありますので、傷つけないように注意が必要です。
・アンテナコードに関しては、SLデッキの底面にあるため、SLアンプと干渉してしまいます。
 少し無理がありますが、アンテナコードを接続した状態で、根元から曲げてしまいます。
 曲げることによって、アンプとの狭い隙間でも大丈夫になります。
 (ちなみに友人はラジオを聞かないという理由で、アンテナコードを外してしまいました)

・オンダッシュの場合
基本的に、テレビを付けるのは「ダッシュボード」の真ん中あたりです。
エアコンパネルに取り付けるキットもありますが、セラのエアコンパネルは弱いのでおすすめできません。
一番の安定したところは、ダッシュボードの助手席側の平らな部分です。
(セラオプションのインパネトレイを装着してると、装着できる場所は限られます)
昔は助手席シートの台ネジに固定して、アームタイプの台もありましたが、最近では見ないですね。
ちなみにテレビの台を貼る時は両面テープで固定します。もし台を外す事がある場合は注意が必要です。
なぜなら両面テープが強力で、剥がし方によってはダッシュボードの塗装が剥がれてしまいます。
ダッシュボードに装着したモニターは、ケーブルをキレイに隠すのがポイントです。

テレビの取り付け例


 色々な装着例です。一番左の写真がダッシュボード奥に設置、真ん中と右の写真が手前に設置しています。
写真のようなテレビ台によって装着します。


・それ以外の設置場所
普通はテレビモニターはダッショボードに設置しますが、
ぴえセラの場合は、リヤ&グローブボックス内にも設置しています。
まだ配線が終わっていませんが、バックミラーにも設置してます。


リヤのテレビです


バックミラー横のテレビです

グローブボックス内のテレビです

天井部にリヤのテレビを設置しました。固定の台は自作です。
配線も天井の内部に隠してあります。うしろのシートには誰も座らないので意味がありません(笑)

グローブボックスにも設置してありますが、これは助手席に座った人の足にぶつかるのでおすすめしません。
ただ、グローブボックスを閉めることで、テレビを隠すことが出来るので盗難防止になります。

バックミラー横にモニターを設置。ただし小さいモニターになってしまいます。

シートのヘッドレストにモニターを埋め込む方法があるのですが、セラの場合は出来ません(ヘッドレスト一体)

これ以外には「メーター埋め込み」「ドアミラー埋め込み」「ダッシュボード埋め込み」などなど方法は様々です。
「モニター一体型バックミラー」というのが市販されているので、それを付けるのも面白いかも知れません。
写真はミラー内蔵モニター
5インチモニターのようです



 ナビ本体の取り付け位置

モニター一体型ナビや1DINなら問題ないのですが、ナビ本体が別の場合はナビ本体の設置場所に悩みます。
セラの設置場所として、トランク内かシート下になります。
シート下に設置した場合は、コードを上手く隠すのがポイントです。
シートを一度外して作業を行うと楽に行えます。

ぴえの場合は、運転席下に設置。ケーブルはセンターコンソール下に通しました。
これ以外にもトランクに設置する方法もあります。



 セラにテレビアンテナを装着する場所

セラにテレビアンテナを付ける時、どこに設置するのがベストでしょうか?

・車の外に付ける場合
テレビアンテナは車のリヤガラスかトランクに設置するのは基本です。
しかしトランクがないセラの場合は、リヤガラスに設置することになります。
それ以外に、天井部(ドアとドアの間)に装着するタイプも市販されています。

天井に装着した例です

・車内設置の場合
基本的に、テレビアンテナを付けるのは外が基本です。
車内に付けると電波が弱くなるのが現実なのです。
しかし、セラのデザインを壊したくない、盗難防止のことを考えて車内に設置するのも良いかと思います。
車内に設置する場合、アンテナは「フィルムアンテナ」があります。
値段が少し高いですが、感度は外に置いたのと変わらないぐらいです。
最近では、トヨタなどでもフィルムアンテナを採用しています。

フィルムアンテナでは
写真のパルスが有名です

トヨタ純正のフィルムアンテナです。
これはフロントガラス用

*下の写真はアンテナの設置例です。外用のアンテナをリヤのシート横に設置しています

室内に設置したアンテナです。

リヤガラス両側に付けました。



 GPSアンテナの設置位置

最近のナビは、GPSアンテナが小型になってますので社外に付けても、それほどクルマのデザインに影響しなくなってきました。
(初期の頃のナビアンテナは、折り畳み携帯サイズぐらいありました)
新型ナビのGPSアンテナは、サイズが小さいのでセラの天井部に装着も可能です。

装着例
・車外:セラの天井部
・車内:ダッシュボード、助手席前
・車内:リヤのトレイ

車内に設置しても、感度は多少落ちますが受信は出来てました。



 マイクの設置場所

ボイスコントローラー機能があるナビを装着する場合、マイク部をどこに設置するか悩みます。
セラに限った事ではありませんが、一般的に設置場所は以下の通りです
・ステアリングコラムに装着
・運転席Aピラーに装着
・サンバイザーに装着
・シートベルトに装着

声が届いて、走行中も邪魔にならないことがポイントになります。
一番多いのが「ステアリングのコラムの上」に設置することのようです。
どれだけマイクの配線をキレイに隠すことができるかがポイントです。



 トヨタ純正ナビ

トヨタ純正ナビなら、オーディオに来ているケーブルを接続するだけで
簡単です(ただし、テレビアンテナ、GPSアンテナの設置等が必要ですが)
セラにもトヨタ純正ナビの設置は可能です。



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